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泉会本部より 「第10回卒業設計コンクール」で最優秀賞を受賞

「第10回卒業設計コンクール」で最優秀賞を受賞

「第10回卒業設計コンクール」で最優秀賞を受賞

この3月に理工学部建築学科を卒業した三浦雄斗さんの卒業設計作品『残し、つながる』(2009年度泉会賞)が、埼玉県建築設計監理協会が主催する「第10回卒業設計コンクール」で最優秀賞を受賞しました(2010年4月25日発表)。また、あわせてJIA埼玉賞も受賞し、今秋11月に行われるJIA卒業設計展(日本建築家協会による全国学生卒業設計コンクール)への出展資格も獲得しました。

 

■作品名:『残し、つながる 〜浪速型コミュニティ深構築〜』

昭和初期に建てられ、2006年に取り壊しになった大阪・下寺住宅跡地が敷地。この集合住宅は、長い年月の間に住居者自身の手でさまざまな増改築がおこなわれ、住まい手の息吹を感じることのできる集合住宅として有名だった。多くの住居には、窓や壁から住戸スペースでは補いきらない用途が外に出たコモンスペース「出し家」があり、それによって昔ながらの近所付き合いが行われていたが、現在は失われている。
歴史と既往研究を充分に消化した上で、「出し家」がもっていた魅力を受け継ぎつつ、快適な居住環境と豊かな人間関係を目指して、建て替え前の空間を再編成した活気あるプランを提案した作品。当敷地だけでなく日本全国のさまざまなコミュニティへの提案も含んでいる。

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「お年寄りの孤独死など、荒んだコミュニティ社会が生み出す閉鎖的な団地問題を『浪速のコミュニティ』を用いて解決できないだろうか―そんな思いを作品に込めた」という三浦さん。「卒業設計に対する思い」をかたちにするための工程管理が、もっとも苦労したことだそうです。

作品のテーマとなった下寺住宅に出会ったのは高校3年生の時とのこと。今回の高い評価も「選定敷地と、とても深いお友達になっていた点ではないか」という、彼ならではの表現で強い思い入れを語ります。
担当教員の勝瀬義仁講師も、「彼の4年間というのは、この一線にあったというくらい大阪にこだわって頑張ってきた。そういうところが彼の集大成としてできた」とコメントしています。

現在、設計事務所に勤務する三浦さん。まずは設計競技の全国大会で1位を獲得することを目標に、頑張っているそうです。

WEBMASTER 2010/5/17 17:16 WEBMASTER 2010/5/17 17:16